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福井へ行ってきました(その1 田原駅乗り入れ工事と 福井鉄道レトラム)

 

今年も福井へ行ってきました。

お目当ては、福井鉄道のレトラム。ドイツから土佐電鉄を経て昨年からやってきました。昨年行ったときは、ちょうど当日故障発生のため運休。今度こそと思いやってきました。えちぜん鉄道福井駅で「えち鉄サポーター」の更新手続きをすませました。

田原町の乗り入れ工事も見たかったので、まず田原町へ向かいました。

図が下手ですが、6月時点の構内図をまとめると次のようになります。

 

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 フェニックス通りに歩道橋があり、田原町駅を見渡せるのですが、訪れた日は工事中で立ち入り禁止でした。

 

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 福井鉄道から見た、えちぜん鉄道仮駅舎

 

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 えちぜん鉄道仮駅舎から福井鉄道駅舎を見たところ

 

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完成した福井鉄道駅舎

 

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福井鉄道の東側から田原町駅を見ます。

 

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えちぜん鉄道西側の踏み切りから田原町を見たところ。手前の線路がえちぜん鉄道、右側の踏み切り手前で切れているのが福井鉄道の線路です。

 どこでつながるかは、判りませんが、踏み切り手前か、踏切を越えたところまで伸ばすかもしれません。

 ただし乗り入れ工事は、信号システムが両社でまったく違うせいもあり、少し遅れ気味だそうで、思ったように日程が進まないそうです。そのうち「フェニックス田原町ライン」という愛称も付きました。

 鉄道マニアにとっては面白いネタではありますが、実際の輸送需要としてはどうなのでしょう。

土曜、休日しかわかりませんが、えちぜん鉄道は、1時間に2本、三国港から福井へ延びる三国芦原線の利用。勝山から福井へ伸びる1時間に2本の勝山永平寺線の利用が多いように感じます。勝山方面から福井鉄道へ乗り換えるのは、大抵福井駅で徒歩連絡

です。

 えちぜん鉄道(えち鉄)の電車はJRサイズの大型でハイステップの電車です。そのままでは福井鉄道へは乗り入れできません。今回配置した7000型も従来と同様です。相互乗り入れ用としてえち鉄は今年福井鉄道「フクラム」と同型の電車を増やしましたが、1本だけです。相互乗り入れの区間が田原町から鷲原針塚までであるので、これはどちらかというと相互乗り入れの *車両使用料の相殺のためではないかと考えます。えち鉄自体乗り入れには積極的ではなさそうです。

 福井鉄道も、武生から福井駅前の利用が多く、その先の田原町は利用者は多いように感じられません。

田原町の武生方面の福井鉄道の本数ですが、10-15時が1時間に3本のほかは6-8時と、16-22時が2本(土曜休日は1本の時間もあり)です。ただし、朝のラッシュにあたる 6-8時には福井駅前に入らず田原町から武生へ向かう電車もあるので、このあたりが乗り入れの必要ということになるのでしょうか。

ただし福井鉄道福井駅前から武生方面は16-18時には急行2本も含め時間4本です。このうち急行2本は、田原町へはゆきません。

これを見ていると福井鉄道も、えちぜん鉄道福井駅を中心に乗客の流れができているように思います。何が言いたいかというと、福井の人には怒られるかもしれませんが

   「相互に乗り入れが必要であるほど需要があるのか?」

または 

  「乗客の流れを変えるきっかけにするのか?」

ということです。

確かに相互乗り入れの区間には、高校、大学、あるいは工場もあります。この地元の人たちの利用ルートの確保と考えれば、納得もいきます。ただし、全体から見れば利用客の何分の1であると思います。相互乗り入れ自体あまりぴんとこない、逆に言えば工事が遅れても利用者にとっては特に問題がないように見えます。

次元は違いますが、もともと混雑が深刻でそれを緩和するために作ったのが「上野東京ライン」であって、期待通りの効果を挙げています。

「フェニックス田原町ライン」の場合はどうなるのでしょう。地元でないので良くわかりませんが。

(ただしここ10年間、えちぜん鉄道が軌道に乗ったのに対して、福井鉄道は経営不振が続きました。株式の3割を保有していた名鉄が撤退しました、以降は自治体が名鉄の代わりになっていて、事実上の第3セクターに他なりません。将来北陸新幹線が開通して、北陸線が第3セクターになると、ほとんどの区間を北陸線と並行する福井鉄道は、再び危機にさらされることになります。ここは今のうちに独自の路線を作っておき、乗客の新たな流れを作りたいという思惑もわかるような気もします)

 

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2代目登場の青い「フクラム」が発車していきました。

 

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時刻どおり「レトラム」が到着しました。

 

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田原町駅を出発して、途中「仁愛女子高校」で時間調整です。

 

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赤十字前で1区間おわり、待避線で急行武生行きに変ります。

 

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前武生で終点。今日はこれでおわりです。

去年は何かとトラブルがありましたが、今年は問題ないようです。

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このあと 福井までもどり、えちぜん鉄道で三国港まで乗車しました。

相席の方が、北陸新幹線で金沢まで来て、北陸線の特急で福井まで来た方でした。永平寺を観光された後、芦原温泉に宿泊されるとのこと。「へえー」という感じでした。17時過ぎるとアテンダントさんは乗務しないので、東尋坊へゆくにはあわら温泉から近いので、(天気がよければですが、)三国駅で降りて(三国港でもいいのですが台数が少ない)駅のレンタサイクルを利用して海岸沿いの道を走ると15-20分くらいでつくこと(バスでゆくより時間に余裕ができる)最後が少し坂道であること。翌日はJRに乗車するといわれたので、「芦原温泉駅」まで京福バスを利用するなど案内をしました。

 

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三国温泉ゆあぽーと(に入りました) からの九頭竜川河口。この堤防を人工的に作り、川の流れで底を掘って三国港を作ったそうです。

 

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 えち鉄サポーターにかいてあった「はまさか」さんで海鮮丼と さざえのつぼ焼き

を頂きました。かなり人気のお店のようで、団体客が入っていました。よく出るメニューを注文しないと、遅くなるようなので、定番のものにしました。

とうぜんおいしくいただきました。

こうして福井に帰ってゆきました。

 

*車両使用料

車両が他社の路線へ乗り入れる際は、乗り入れ先の鉄道会社が運行距離に応じて車両使用料を払う。ただし相互乗り入れの場合はこれを相殺するため乗り入れの距離に応じて各社の運行本数を決める

(例:福井鉄道の距離とえちぜん鉄道の距離が3:1とすると、相互乗り入れ区間の運行に当てる電車を福井鉄道えちぜん鉄道が3:1台の比率にする)

 こうして車両使用料を相殺する(0にする)ことが慣例である。

(実際0にするかは乗り入れの協定のときに決める)